私は数日前にインビザライン矯正の申し込みをしました。
現在は、矯正に必要なマウスピースの発注を待っている状態です。
本記事では僕がインビザライン矯正を始めようと思ったきっかけ・準備・病院選びで重視したポイントなどを自身の体験談から紹介していきます。
現在インビザライン矯正を始めようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
矯正を始めようと思ったきっかけ
私は小さい頃から歯並びが悪く、人前で笑うことに苦手意識を持っています。
特に「出っ歯」に悩んでいて、前歯の2本の誇張がとても激しいです。
どのくらい出っ歯かというと、
小・中・高・大学の全てで、「ビーバー」「ぼやっキー」というあだ名で呼ばれた経験があるくらいには前歯が出ています。
そんなこともあって、高校生の頃くらいからずっと矯正はしたいと思っていました。
数年前には、実際に矯正相談に行ったこともあります。
しかし歯を抜かなければならないと言われたことと、何より費用が高額なことが足枷になり踏み出せませんでした。(インビザラインの全体矯正の場合、80万〜120万が相場らしい)
というわけで一度は矯正をすることを諦めました。
そしてその後も、人前で思い切り笑うときには無意識に口元を手で隠したり、カメラを向けられたら口元を閉じたりといった生活を当たり前の様に続けていました。
しかし最近になって改めて思いました。
ずっと歯にコンプレックスを持って生きていくのは嫌だな
そして矯正を始めることを決意しました。
矯正を始めるための準備
私は矯正を始めるにあたって、まず初めにいつも通っていた歯科クリニックに矯正相談に行きました。
すると、まずは上下に生えている親知らずを4本抜かなければならないと言われました。
特に下に生えていた2本の親知らずは歯茎の深いところに埋まっていたので、口腔外科に行って小手術をして抜かなければなりませんでした。
正直、歯を抜くのは怖かったです。
しかし綺麗な歯並びを手に入れるためには仕方がないと腹を括って、親知らずの抜歯を進めました。
親知らずの抜歯体験談
親知らずの抜歯自体は、思っていたよりも痛くなかったです。
しかし歯茎に埋まった親知らずを抜いた後、1週間程度はほとんどまともに食事を取ることができませんでした。
親知らずの抜歯体験については以下に記事をまとめていますので、抜歯予定がある方は是非参考にしてみてください。
そして親知らずを全て抜いてから1ヶ月後に、改めて歯科クリニックに矯正相談に行きました。
その際に、インビザラインに関する詳しい説明や矯正の進め方、費用、また矯正後のシミュレーションなどをしてもらいました。
説明も非常に分かりやすかったので、結果的には初めに相談に行った病院で矯正を進めることに決めました。
病院選びで重視した点ついては、後にも記述します。
iTeroによる矯正のシミュレーション
矯正相談に行った際に、「iTero(アイテロ)」と呼ばれるインビザラインに適したスキャニング方法を用いて歯のシミュレーションをしてもらいました。
・レントゲンや歯形を取らずに、歯のスキャニングができる機械
そして実際に作成された矯正シミュレーションはこちらです。
(左:現在の歯並び、右:矯正後のシミュレーション)
下から見ると、矯正後の方は前歯が綺麗に並んでいるのが分かるね。
歯並びの読み取りから作成まで10分くらいで終わりました。
矯正前と矯正後を比べると、出っ歯が引っ込んでいることが分かります。
もちろんシミュレーションなので、実際に矯正を始めた場合の結果は全く同じになるわけではないのですが、
このように目に見える目標があるとモチベーションも高まりますね。
最近の歯科装置はすごい。
自身が矯正をする病院を探している場合は、この様な装置がそろっているかという視点で探すのも良いと思います。
病院選んだ際のポイント
私は矯正を始めるにあたって、1年ほど前から虫歯治療をしてくれていた歯科クリニックを選びました。
「なぜその歯科クリニックで矯正をすることにしたのか?」
その決め手はこちらです。
・自身の歯のことをよく知ってくれている
・矯正に関する説明が分かりやすかった
・治療が丁寧
・最新の器具が充実している ← 歯のスキャニング装置(iTero)など
・自宅から通いやすい位置にあった
・相談しやすい・希望に沿った計画を立ててくれる ← 特に大切
矯正を始める1年ほど前から通っていた歯科クリニックなので、自身の歯並びのことや口腔内の状況を知ってくれているという安心感がありました。
また私の場合は、矯正をするにあたって以下のような目標があったのでこれらを相談に行った際に伝えました。
●出っ歯を治したい
●口元を引っ込めたい
これに対して「できるだけ歯を抜かずに治療を進めるが、さらに前歯を引っ込めたい場合は抜歯をするかもしれない。」とのことでした。
そこから歯のことを大切にしつつ、自身の意見も柔軟に取り入れた治療計画を立ててくれそうだなと感じました。
その他にも、インビザラインに関する詳しい説明や、質問に対する丁寧な回答も非常に魅力的でした。
しかも矯正を始める決断をする際にも全く急かされる感じはなく、「じっくり考えてから決めればいいよ」と個人の意見を尊重してくれました。
そんなこともあって、この歯科クリニックなら矯正を安心して続けることができると思いました。
矯正は虫歯の治療のように短期間で終わりというものではなく、長期間の継続が必要です。
(私の場合は2〜3年はかかるとのことでした。)
費用も高額なので、せっかく頑張ったのに思い通りの歯並びにならなかったということは絶対に避けたいと思います。
その中で矯正を満足のいくものにするには、歯科医の方との相性がとても大事だと思いました。
自分が考えている矯正の目標をしっかり伝えて、それを実現できるか確認しよう。
矯正相談の際に聞いておくべきこと
どの病院で矯正を行うにせよ、まずは歯科クリニックに相談することになると思います。
その際に私自身が感じた、矯正相談で聞いておいた方が良いポイントはこちらです。
・通院頻度はどのくらいか。
・引っ越した場合はどうなるか。
・自身が目標とする矯正のゴールを実現できるか
・費用について(一括か分割か、追加料金の発生はあるかなど)
通院頻度に関しては、自身の歯並びや治療計画に応じても変化してくると思うので、その歯科クリニックの先生に確認しておいた方が良いと思います。
また、それらを聞いた上で住んでいる場所から通えるかどうかを判断する必要があります。
そして何と言っても、自身が目標とする矯正のゴールを実現できるかどうかについては妥協せずにしっかりと相談するべきだと思います。
治療を始めてから自分と先生との間で考え方の違いがあると大変なので、相談に行った際には自身の希望をしっかりと伝えた上で矯正をするかどうか決める様にした方が良いでしょう。
インビザラインのメリット・デメリット
僕が矯正相談に行った際に聞いた、インビザラインのメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・立体的な動かし方が可能
・痛みや違和感が少ない
・マウスピースが透明なので目立たない
・取り外しが可能なので、食事がとりやすい・歯磨きがしやすい → 衛生的
インビザラインは歯の形状に合わせたマウスピースを取り付けることによって、歯を動かしていきます。
これにより従来ではできなかった歯の動かし方ができるのだとか。
歯を抜かずに矯正ができるなどのメリットもあるそうです。
またマウスピースはワイヤーと違い、食事や歯磨きをする際には取り外すことが可能なので口内環境を衛生的に保つことができます。
マウスピース自体は透明なので、外から見れば付けているかどうか分からないくらいに目立たないというのも嬉しい点です。
デメリット
・装着時間を守らないといけない
・歯並びによっては矯正不可
インビザライン矯正をする場合、1日に20時間以上マウスピースを装着することが推奨されています。
矯正を始めるにあたって渡されたインビザラインの同意書にもこのような記述がありました。
歯科医から別途特別な指示がない限り、患者様は食事、ブラッシングやフロス時以外、1日20時間以上を目安に装着することが推奨されます。
インビザライン・システムに関する説明文書および同意書より抜粋
これを守らずに、装置をつけていない時間が増えると思うように歯が動かず治療が長引いたりする様です。
また歯並びや口腔内の状況によってはインビザラインでは治療できないケースもあるみたいなので、矯正を始める際には入念に歯科クリニックの先生と相談する必要がありそうです。
まとめ
インビザライン矯正に用いるマウスピースは海外で作られるので、歯のデータを取ってからおよそ3週間〜1ヶ月くらいはかかるそうです。
1日でも早く矯正を初めてきれいな歯並びを手に入れたいので、ソワソワしながら待ってます。
ようやく待ちに待った矯正が始められるということで、マウスピースが届くのがとても楽しみです。
その際には、実際につけてみた感想や矯正開始後の経過などもアップしていきたいと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました!!!
ではでは。
この記事は、個人の体験談に基づく内容となっています。
矯正の準備や治療方法は人により異なりますので、あくまで参考程度にご覧ください。